福田健二を観にSevillaに行く 7
今回は誰にも絡まれることもなく無事にバスに乗りスタジアムに着いた。
スタジアムには4時前には着いてしまい、少しぶらついても特に見るとこなかったので、
カフェで時間を潰すことにした。カフェに入るとちょっと勝手が分らずボーっと立っていても、
ウエイターは何も声をかけてこなかった。
もういいやと思って勝手に席に座ると、
ウエイターに食べ物も食べるなら座っていいと言われた。
もちろんそのつもりだったので、『シー』と応えた。
疲れていたのでティラミスと紅茶を頼んだ。
高校生の時に読んだマスター・キートンにティラミスの意味は
“私を元気にして”と書いてあったのを思い出したからだ。
生クリームがたっぷり添えられたティラミスと僕の予想に
反したビンに入ったネスレのアイスティーが出てきた。
ほんと熱い普通の紅茶が飲みたかったけど、
熱くて喉が渇いていたので、まぁいいかなと思った。
ティラミスを食べ終えてアイスティーを飲み終わると、
4時半にはまだ少しあったけど、お客さんが増えてきて
タバコの煙が気になり始めたので、『ラクエンタ(お勘定)』と
ウエイターに言いお金を払い、お客さんのほとんどが警備員だったので、
デパートにこんなに警備員雇うなんてお金の無駄だななんて思ってお店を出た。
でも、これは僕の間違いだったことに気付いた。
スタジアムのオフィスの行ってチケットを買おうとすると、
朝と変わらず愛想のない若い女性が外で買えと一言いった。
そして、外のチケット売り場で10ユーロの一番安いチケットを買った。
僕の隣で小学生低学年みたいな子供たちが旗を持ってチケットを
買ってるのを見て、フットボールが生活に浸透しているんだなと思った。
チケットを買い終えても試合まで2時間もあり、
何もすることもなく、福田は今日出るのかなと、
スタメンじゃなくても少しでもいいから出てくれと思いながら、
日陰で腰をかけてボーっとして時間を潰した。
しばらく時間が発つと座ってるのも飽きて、人だかりの方に歩いた。
日本人っぽいひとを見つけて近寄り、
『日本人ですか?』と僕が確認の声をかける前に、彼の方から『取材ですか?』と声をかけてきた。
つづく
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