クラウド会計 freee体験記⑧-給与仕訳の登録
今回は給与支払の仕訳登録の仕方について書きたいと思います。
ソレイユ様では、給与計算は別のソフトをご利用されているため、
そのソフトで作成した給与明細をDrop Boxに保存して頂き、
当事務所で仕訳として入力します。
仕訳の仕方
ソレイユ様では、給与の支払いを月末締めの10日払い、になります。
例えば8月分の給与は9月10日に支払われます。
ですので、月末に未払費用として計上し、支給時に未払費用を取崩す、処理にします。
仕訳で示すと下記になります。
【仕訳】
<月末>
(借) 給与手当 XXX (貸) 未払費用 XXX
<支給時>
(借) 未払費用 XXX (貸) 預金 XXX
freeeでの自動取得
freeeでは支給時に下記のようにデータが自動取得されます。
上記の取引を未払費用の取崩しとして処理したいのですが、
「未払費用」はfreeeにはデフォルトで登録されていないので、
まず未払費用を勘定科目として登録をします。
勘定科目の追加
設定→勘定科目の設定 をクリック
新しい勘定科目を登録 をクリックします。
科目名 (未払費用)とし、勘定科目カテゴリーを(負債及び純資産>負債>他流動負債)を選択し、
決算書表示名 (未払費用)と記入します。
ショートカットキーは、勘定科目名を入れると自動で入っています。
一番下にある「登録」をクリックしたらと登録完了です。
Excelからの仕訳の取込
給料の仕分け登録に戻ります。頂いていた給与明細からExcelでアップロード用の仕訳を作ります。
freeeにインポートする際は、決算→振替伝票をクリック
右上にあるインポートをクリックして開きます。
こちらよりCSVファイルのアップロードから仕訳データを取り込めます。
作業後感想
上記が、freee給与計算を利用しない場合の給与の仕訳登録の方法になります。仕訳の仕方は好き好きですので、月次で未払費用を計上せずに、決算月のみ計上することもありだと思います。その辺は臨機応変に処理してください。
freeeは自動で銀行取引を取得してくれるので、かなり楽になるのですが、freeeを導入したからと言って、すべて解決するわけでもなく、まだまだ自動化出来ない部分はありますね。それでも、クラウド会計の方が楽だと思います。
クラウド会計導入サポート
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