飲食店の開業は借金なしでは考えられない
「300万円」
さて飲食業でこの金額から何をイメージしますか。
クレープ屋などの屋台に使う中古車と調理用に改造する費用の合計です。
ということは店を構えると初期投資する金額が大きくなるのは目に見えています。
極端な例では、ある焼肉屋は開業3ヶ月目で約2,000万円の借金がありました。
一般的に小さな店でも初期投資する金額は1,000万円以上といわれている以上、腹をくくりましょう。
チャンスはいつまでも待ってくれない!素早い対応が大切である!
「1,000万円以上?」
貯金残高にこんなお金がありますか。ふつうはありませんよね。
では、お金が貯まるまで飲食店を開業せずに指を加えてみていられますか。
やる気のある人なら他のところからお金を集めようと考えることでしょう。
客を獲得するためにはスピード対応しなければならないからです。
たとえば、都市開発で駅前広場が整備されると人は増えて店にお金を落としてくれます。
せっかく出店できるスペースがあるのに、お金がなければチャンスも絵に書いた餅です。
お金を集める方法はいろいろあるでしょうが、
初めて飲食店にチャレンジする場合は日本政策金融公庫などから
借金をするのがいちばんオーソドックスだといえます。
飲食店は免許ないしで始められるが、お金がかかる
ところで、初期投資する金額が1,000万円以上という金額に
「えっ、そんなに」
と驚いている人は意外と多いのではないのでしょうか。
でも、冷静に考えると当然であることがわかります。
おもな初期投資の内訳はつぎのとおりです。
- 構える店を借りるのに必要な保証金・敷金
- (ふじみ野市の場合は最高額が家賃の10ヶ月分)
- 内装費用
居抜き工事の場合は最小限に抑えられますが、通常は店のコンセプトに合わせて内装します。
客あっての商売です。女性向けのフレンチレストランを始めるのに、
元のスナックの状態のままでは明らかにおかしいのではないのでしょうか。
- 器具・設備費用
冷凍冷蔵庫など新品は値段が高いです。
そこで、初期投資は中古で買って安く済ませる方法がおススメですが、
それでも十万円単位の金額を負担すると思ったほうがよいでしょう。
- その他費用
食器などの消耗品費、販促費などが必要になります。
- 運転資金
収入に関係なく家賃は発生して、売る前に食材の仕入は絶対に必要です。
客に店を覚えてもらうまでには時間がかかります。
いまは行列ができている弁当屋の店長が
「分かってもらうまでが大変だった」
と言っていました。
いざ飲食店を出すなら、1,000万円以上の初期投資は
計算に入れる必要があります。
自分の貯金残高が貯まるのを待っていたら、
客を獲得することはできません。
成功に一歩前進するためのマインド
お金は自分の貯金残高だけではありません。
他からかき集めてでも出店してお客様をゲットしましょう。
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