会計ソフト抜きで確定申告は語れない
国際色豊かな川越市にはいろいろ国の飲食店があります。
韓国料理・インド料理・タイ料理・ブラジル料理です。
その飲食店のオーナーとって、
確定申告の事務作業に時間を回す余裕はなかなかないでしょう。
料理の味、接客マナーの向上で頭がいっぱいですだからです。
しかし、確定申告をするのは義務です。
税金の計算ミスは許されません。
そこで、会計ソフトの存在が気になるのではないでしょうか。
関心の的は正しい税金の計算と事務作業の時間短縮でしょう。
クラウド会計で事務作業の時間短縮ができる
今回は飲食店の開業者向けの会計ソフトの使い方
のアウトラインを紹介します。
経理担当者を雇う余裕がない方には
クラウド会計がオススメです。
会計データをクラウド上で保存して、
インターネットがつながれば場所
を選ばずに会計処理ができます。
MFクラウド会計を例にしましょう。
時間短縮の効果は抜群。
お客様や事務所での入力作業時間で見てみると、
従来の会計ソフトと比べて5分の1に程度に短縮可能です。
その理由は仕訳をできるだけ入力しないためです。
通帳・クレジットカードの自動読み込み
ができるシステムになっています。
できるだけ材料・経費の支出を預金現金払いにしなければ、
さらに事務作業の時間短縮が可能になるでしょう。
会計ソフトの限界、それは確定申告の正確性まで保証できないこと
時間短縮によって、確定申告する上での悩みの半分は解決しましたね。
もう半分の悩みは確定申告の正確性です。
いくら効率よくなっても、
計算ミスをすれば意味がありません。
ところが、その正確性がちょっと曲者。
初期設定では正確な決算書の作成を完璧にフォローできません。
具体例を挙げましょう。
①店員に支払う給料の会計処理
たとえ口座で振り込んでも、
データとして読み込むのは実際の支払額です。
しかし、経費に落とす金額は源泉所得税など
を天引きする前の金額。
したがって、人間が手を加えなければならない部分です。
②固定資産の減価償却の会計処理
マイカーなどの固定資産について、
正確な会計処理する前には固定資産台帳
に登録する必要があります。
さすがに自動読み込みでは対応できません。
③経費を事業割合にあん分する会計処理
初期設定の状態では、会計ソフトが自動的
に事業割合を計算するのは無理があります。
このようにクラウド会計は時間短縮に威力を発揮します。
しかし、確定申告に必要な会計の独特
な処理までは対応できません。
確定申告で税金の計算するためには、
どうしても人間の手を加えることが必要になります。
★成功に一歩前進するためのマインド
クラウド会計は初期設定により事務作業の時間短縮
と確定申告の正確性の両方が得られます。
そのために人間の手がどうしても必要です。
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