※これは独立したての経営者であるマモルと先輩経営者のショウの物語です。
マモル「先輩、先日は税理士さんを紹介していただいてありがとうございました!」
ショウ「おお、マモルが俺の会社に直接来るなんて珍しいな。どうだった?」
マモル「はい、会計や税理面だけでなく、マネジメントの部分までアドバイスしてもらって、助かっています。取り扱うべきタスクの優先順位といったトリアージもとても勉強になりました。おかげでかなりすっきりして、会社として全力を注がなければならない点に集中できる環境になっています」
ショウ「そうか。あの人は厳しい指摘が多いんだが、理にかなったアドバイスばかりだからぜひ参考にするといい」
マモル「はい。会社を改善するためには、厳しく指摘してもらった方が有意義です」
ショウ「なんだ? 今日はやけにジロジロと人の顔を見てくるな…… 俺の顔に何か付いてるのか?」
マモル「い、いえ。スミマセン。税理士さんに面白い話を聞いたのでつい」
ショウ「ほう。どんな話だ?」
マモル「実は、税理士さんに僕の会社は成功できるのかどうか、ずばり聞いてみたんです。すると、希望を持ってやっていけば先輩の会社のように成長できると言われました。なぜ、そう思うのか質問したところ、その人のつき合っている人を見ればその人がわかる、と」
ショウ「ああ、自己啓発作家としても有名なアメリカのジョセフ・マーフィー氏の言葉だな」
マモル「ご存知でしたか」
ショウ「俺もマモルと同じように税理士から聞いたんだけどな。マーフィー氏は、『人生は不思議なもので、同じような考え方、趣味、気質の人間が自然と寄り集まってきます。これを類友の法則といって、その人のつき合っている人を見ればその人がわかります』と述べている」
マモル「それって引き寄せの法則のようなものですよね?」
ショウ「そうだなー。ポジティブシンキングが成功を引き寄せるのというのが、マーフィー氏の提唱した潜在意識の法則だからな」
マモル「成功できるかは置いといたとして、税理士さんの話を聞いて納得した点はあるんです。確かに先輩と仲良くさせてもらって、積極的な取り組みに感化されて、僕もこうやって前向きにチャレンジできているんだなって感じました。先輩には本当に感謝です」
ショウ「まあ、面と向かってそう言われると照るな…… ただ、そういった環境は重要かもしれないぞ。俺も税理士からその話を聞いて、目標に向かって頑張っている人や、立派な目標を達成した人に積極的に接するようにしたんだ。すると自分の考えも、行動も、いい意味で影響を受けて変わったからな」
マモル「そうか、類友の法則を逆手にとったら、自分の人生も、自分自身も自然と変えることができるんですね」
ショウ「成功者を真似て、そのマインドを学ぶモデリングという心理学的アプローチもあるぐらいだからな。交流する相手は重要だろう」
マモル「じゃあ、どうして先輩は僕にこんなに親身になってくれるんですか?」
ショウ「そりゃあ……」
マモル「以前勤めていた会社の後輩だからですか?」
ショウ「いや、それだけじゃない。俺もマモルと接していると、初心に戻ることができるんだよ。俺も誠実に頑張っていこうっていう気持ちに改めてなる。マモルにもそういった感化力があるってことだ。だから、マモルのもとに集まった従業員は、マモルと共に目標を目指すことで、一皮も二皮も剥けて大きく成長していく可能性がある。もちろんマモルの会社もな。自分を信じて頑張れ!」
マモル「ありがとうございます! 先輩の言葉を聞けて勇気が湧きました! ここからもさらに粘り強く頑張っていきます」