税理士がサポート!『はじめて起業ものがたり』 「起業って何から始めればいいのか③ 相談先をサイトで検索」

【このお話では、サラリーマンを続けていた40歳の松平はじめが、起業に挑戦し、税理士からアドバイスを受けて、成果を出すための大切な気づきをいろいろと得ていきます】

 

今回のポイント
 信用できる相談先の見つけ方(素人目線) 

 

 

気分転換のために出かけた漫画喫茶で、天海さんという老人からアドバイスを受けた私は、早速行動に移すことにした。『起業について誰かに相談をする』というのは、まったく新しい視点だ。

 

確かに勉強でも同じことが当てはまる。数学で解けない問題に出くわし、模範解答を見ても理解ができない場合、ひとりで悩んでいても無駄な時間を費やすことになる。だったらプロの講師に質問した方が早く効率的に解決できるのだ。

 

長く講師という立場で生徒に接してきながら、逆の立場になったらその重要なポイントを見失っていた。これまでの経験をできる限り今回の起業に活かしていきたいと考えていたのに、これでは先が思いやられる。もっと視野を広くして取り組んでいかなければならない。

 

 

「でも、誰に相談すればいいんだ?」

 

私は自宅のパソコンで(起業)(相談先)のキーワードを打ち込み検索。

 

「相談先もいろいろあるのか……」

 

ひとつは起業コンサルタントに相談するという選択肢。もうひとつは税理士に相談するというもの。あいにくどちらにも知り合いはいない。これまで指導してきた生徒の保護者の中にはきっと該当するところもあったかもしれないが、残念ながらまったくおぼえていなかった。

 

ここからはひたすらいろいろなサイトを検索して、ヒントを探していく。起業する際にもっとも最適な相談相手はどこなのか、たくさんのサイトを参考にしていけばその共通因数を見つけることができるはずだ。

 

「そうか、税務系の業務は税理士しかできないのか。なるほど、融資の面でも税理士の方が頼れるな。これはコンサルティングのできる税理士に相談するのが一番なんじゃないか」

 

だんだんと相談相手が絞り込めるようになってきた。

 

問題は、税理士事務所といってもたくさんあるということだ。複数の事務所に相談してみて比較した方がいいのだろうが、そこまで絞るのもまた難しい。

 

インターネット上のマッチングサービスの口コミなどはあまり信憑性がないと判断し、まずは地道に自分の目で事務所のホームページをしっかり確認して、経営感覚のセンスがあるのか、ないのか見極めていく必要があった。

 

素人目線ではあるが、私の選ぶポイントとしては、

 

税務相談だけでなく、経営相談も受け付けているのか

 

起業についての実績はどのくらいあるのか

 

実際の顧客の声を掲載しているのかどうか

 

担当してくれる税理士の紹介・資格

 

おそらく他にも大事な視点はあるのだろうが、ひとまずは、この4点に注目して税理士事務所のホームページを詳しく調べていくことにする。そもそも

 

ホームページがないとか、

 

あっても更新された時期がかなり昔という時点で、

 

その事務所は信頼性に乏しい

 

と判断した。ホームページをまめに更新しているのであれば、タイムリーで迅速な対応もきたいできる。

 

あとは、やはり頻繁に相談に行くことを考えて、遠方すぎる事務所は外した。できれば同じ市内にあった方が便利だ。

 

1日ではとても確認できないので、3日かけて近郊の税理士事務所のホームページはすべて確認した。進めていくと慣れてきて、じっくりと見ていきたいホームページもあれば、すぐに選択肢から除外されるホームページがあることがわかってきた。

 

これは自分が起業した場合に、お客様に興味をもってもらえるのかという重要な視点になる。ホームページの充実は起業の成功には欠かせない要素ではないだろうか。この点もぜひ税理士に質問したい項目となった。

 

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