税理士がサポート!『はじめて起業ものがたり』 「起業って何から始めればいいのか93  顧客満足を高めるちょっとした試み」

 

今回のポイント
 ちょっとしたサプライズ 

 

 

師走の言葉通り12月はあっという間に過ぎ去り、2022年も残すところあと1週間あまり。

とてつもなく多忙な時期ではあるが、平日の夜11時から忘年会&決起会&感謝と称賛の会をアルバイト講師全員と行った。

この会には、共に働いているわけではないのだが、起業してからここまで貴重なアドバイスを送り続けてくれた顧問税理士の天海さんも招いている。

 

 

MVPのような特別優秀な講師を称賛するわけではなく、それぞれの講師の活躍を称え、表彰状と一緒に金一封を手渡した。

みんなが笑顔で受け取ってくれ、会は大いに盛り上がった。

 

「みんな若いだけあってこれだけ忙しくても元気ですね。活気を取り戻すことができて、ホッとしています。来週から冬期講習会がスタートしますが、この雰囲気であれば、生徒たちを満足させられる講習会になりそうです」

 

「そうじゃな、はじめさんに聞いていた話より、実際にこうやって会ってみるとみなの団結力は感じるの」

 

「そうですか! 天海さんにそう言ってもらえて自信が持てました。内部にずっといるとこの雰囲気がどうなのか心配になるんです。それではこの勢いで、ここから4月の新年度スタートまでは怒濤のような忙しさになりますが、乗り切っていきます」

 

「ところで、はじめさんのところに通っている生徒たちはどんな雰囲気なんじゃ?」

 

「みんなそれぞれ努力していますね。ただ入試も近づいてきて、なかなか堅い雰囲気にはなってきています。もうちょっと和らげたいのですが」

 

「今回の会はみんなを励ますとても素晴しい機会じゃったぞ。こういったイベントが生徒たちとの中でもあっていいのではないのかの」

 

「生徒たちと忘年会を?」

 

「それも面白そうじゃが、子どもが相手ということは時期的にクリスマスじゃろうな」

 

 

「ああ、クリスマス会のことですか・・・・・・ そう言えば以前務めていた進学塾ではこの時期に開催していました。授業の最後の20分ほどを使って、講師はサンタのコスプレをして、ケーキやおやつを配り、ビンゴ大会やジャンケン大会のようなものをするんです。小学生はまだしも、中学3年生になってこういったイベントを楽しんでくれるのか疑問を感じてはいましたが」

 

「ちょっとしたことでも子どもたちは十分満足するじゃろう。張り詰めた空気の中学3年生は尚更癒やされる瞬間になるんじゃないのかの」

 

「この歳でサンタのコスプレとか少し照れくさいんですが・・・・・・ でも、確かに卒塾生と話をした際には意外にそこが塾での一番思い出になっていたりして、喜んでいたことに後々気づかされたりしますね」

 

「クリスマス会で教室がさらに明るく、元気なムードでこの大切な冬に挑めるのでは?」

 

「しかし、今から準備したのではほんとにちょっとのことしかできませんよ。中途半端になるのならやらない方がいいのかなと思ったりしますが」

 

「ちょっとしたことでいいんじゃよ。スヌーピーが登場する漫画ピーナッツの作者である

 

チャールズ・モンロー・シュルツ氏

 

はクリスマスについてこう述べている。

 

クリスマスとは誰かのために

 

何かを少しだけ

 

余分にしてあげることだ

 

とね。ちょっとしたサプライズだって子どもにとっては心に残る素敵なクリスマスになるのではないかの」

 

「そうか。このメンバーに提案したらみんな喜んでサンタの衣装でレッスンしてくれそうですしね。オンライン授業でも最後に少しそんな時間を設けてもいいのかもしれません。できる範囲で急いで準備して週末にかけてクリスマス会を開催してみます」

 

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