名言集コラム125 「樋口廣太郎氏に学ぶ・チャンスは貯蓄できない」

※経営者として独立して間もないマモルが、先輩経営者ショウから成功に繋がるアドバイスを受けて成長していく物語です。

 

今回のポイント
 チャンス 

 

 

ショウ「こうしてマモルと月1のオンライン飲み会をしていると、前回からもう1ヶ月経過したのかと驚くよ」

 

マモル「もう2020年も年末に近づいてきましたからね。ところで先輩、今日は珍しくビールなんですか? アサヒですか?」

 

 

ショウ「ああ、スーパードライだ。たまにはマモルの飲み物に合わせてみようかと思ってな。しかし、外で飲食する人の数も増えてきているようで、自粛ムードも和らいできたようだな」

 

マモル「GOTOトラベルキャンペーンに東京都も加わって、観光や旅行も活発化していますからね。週末の観光地は行列になっていますし、高速道路は渋滞も発生しているようです。これで観光業も少し回復できそうです」

 

ショウ「いい傾向だよ。それでも日本の経済がコロナ禍の前まで戻すには時間がかかりそうだ」

 

マモル「そうですね。しかも日本だけでなく、世界中が金融緩和一色といった感じです。日本の政策金利が上がる気配はまだまだなさそうですね。おかげで銀行に定期預金してもまったく利息は期待できませんよ」

 

ショウ「ひと昔前までは、お金があれば貯金というのが日本の金融リテラシーだったからな。あの頃は定期預金だと年利4%はあった。リターンも期待できる安全投資だよ。今じゃ信じられない話だが」

 

 

マモル「日本やEU圏だけじゃなく、あの経済大国アメリカですら、本気でマイナス金利導入を検討しているんじゃないかという話です」

 

ショウ「年利0.001%じゃ貯金しても意味はない時代だな。その分だけ物価が上昇すれば資産価値は下がる。資産を元本割れするために貯金しているようなもんだぞ。しかし、逆に考えると金融緩和で積極的に動いていける環境だ。守るには適していないが、攻めるには絶好の機会だろう」

 

マモル「起業するにも、投資するにも、チャンスだということですね。あとはその資産やチャンスをどう活用していくのかが重要ですね」

 

ショウ「そのために俺たちコンサルタントはいるわけだ。動けば当然、その分だけリスクも生じる。いかにリスクを軽減して、リターンを大きくしていくのか適切な助言が必要だろう。だが、ポイントはやはり本人の動く勇気だろうな」

 

マモル「今回のアメリカ大統領のコロナ感染でも市場は一時リスク回避ムードになりましたからね。回復してまたリスク選考にはなっていますが、大統領選挙がより混沌としてきたので、動きにくくはあります」

 

ショウ「確かにな。そのあたりのリスクマネジメントは大事だろう。しかし、それで萎縮してしまったら、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれない。マモルは樋口廣太郎氏は知っているか?」

 

マモル「樋口…… いえ、知らないです。誰なんですか?」

 

ショウ「昭和から平成にかけて活躍した実業家だな。このスーパードライの生みの親だよ。住友銀行代表取締役副頭取を辞めて、アサヒビールの代表取締役社長になった。スーパードライが発売されたのはその翌年のことだ。彼の言葉にこういうものが残っている。

 

チャンスは貯蓄できない

 

とね。動かなければ掴めないのがチャンスだということだろう」

 

マモル「短いですが深い言葉ですね。逃したチャンスは取り戻せないという意味にも感じられます。リスクを承知のうえで、積極的にチャンスを掴みにいく姿勢が大切だということか」

 

ショウ「現代はたいへんな時代だが、異次元金融緩和の金融政策によって、ひと昔前よりもチャンスは広がっているということを忘れてはいけないだろうな。そのチャンスを掴むために俺たちは最大限の努力をしなければならない」

 

 

 

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