名言集コラム140 「フレデリック・ラングブリッジ氏に学ぶ・ふたりの囚人が鉄格子から外を眺めた」

※経営者として独立して間もないマモルが、先輩経営者ショウから成功に繋がるアドバイスを受けて成長していく物語です。

 

今回のポイント
 未来は見方で変わる 

 

マモル「先輩、お疲れ様です。今日のオンライン飲み会も宜しくお願いします」

 

ショウ「もう外で飲むのは難しい状態だからな。飲み会もオンラインだけになってきたぞ。マモルとのオンライン飲み会も週2にペースアップしているしな」

 

マモル「それは僕もそうですね。昼間に複数人でランチに行くことすら躊躇するような雰囲気です。食事中は黙食がマナーですから会話はありませんし、外食したとしても、独りランチか独りディナーですから寂しいですよ。小一時間どころか、食べたらすぐに店を出るので30分も滞在していないですね」

 

 

ショウ「2月7日に緊急事態宣言が解除されればいいが、そうならないことも想定しておかないといけないな。延期された東京オリンピックもどうなることか」

 

マモル「海外のメディアでも開催は厳しいだろうという意見が多く聞かれるようになってきました。ちょうど1年前に先輩は、コロナ感染拡大と東京オリンピック中止で、日本株売りと日本円売りが同時に進行する日本売りになるだろうという話をされていましたが、その点はどうですか? 緊急事態宣言が発出されても株価は未だ上昇基調です」

 

ショウ「さすがにこれだけ資金を注ぎ込んだイベントが中止となると、展開は変わってくるだろう。世界が日本をどう見るかというよりも、問題なのは日本の国民がそれをどう受け止めるかだ。東京オリンピック開催は、多くの人の目標であり、希望の光だったからな」

 

マモル「中止になった後、将来への希望が何も見えなくなってしまうということですね。確かにコロナ禍以外にも、人口減少や少子高齢化、年金受給問題、終身雇用問題などいろいろな問題が蓄積していますから、閉塞感は否めないです」

 

ショウ「政府から週休3日制の案も浮上しているそうだ。そうなるとシフトに関しても問題があるが、給与面の問題も出てくる。従業員も休みが増えてラッキーとはいかんだろう。減少した所得については副業で補えという方向らしいからな」

 

マモル「コロナ禍をきっかけにして、なかなか切替られなかった日本の働き方が、本当に大きな改革になりそうですね」

 

ショウ「しかもコロナ禍によって、それがかなりのスピードで進んでいる。この劇的な変化のスピードには戸惑っているビジネスパーソンは多いだろうな」

 

マモル「正直、僕も戸惑っています。国の対策がコロコロ変わるので、的確なコンサルティングも難しい状態です。クライアントからのクレームもかなり増えていますね。クライアントの抱えるストレスが限界値に達している感じです」

 

ショウ「だからこそ必要な希望の光だよ。さて、これからどこに希望の光を見出すのか、これが2021年に突きつけられた大きな課題になるのかもしれないぞ

 

マモル「グローバル化も待ったなしで加速している現代ですから、ここが日本の正念場になりそうですね」

 

ショウ「漫画『ジョジョの奇妙な冒険』にも登場するフレーズだが、イギリスの牧師であるフレデリック・ラングブリッジ氏は『不滅の詩』の中で、こんなことを述べている。

 

 

ふたりの囚人が鉄格子から外を眺めた。

 

ひとりは泥を見た。

 

ひとりは星を見た

 

どんな状況や物事にも見方や捉え方はいくつもある。状況をより良い方向に運ぶためには、そういったリフレーミング(視点の変化)が必要になってくる

 

マモル「楽観的に捉えるか、悲観的に捉えるかの違いですね。確かに強固なストレスを乗り越えるための力であるレジリエンスには、楽観的な思考は不可欠だと聞きました。どんな状況になっても下ばかり見ずに進んでいかなければならないですね

 

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