名言集コラム38 「ニーチェ氏に学ぶ・脱皮できない蛇は滅びる」

※経営者として独立して間もないマモルが、先輩経営者ショウから成功に繋がるアドバイスを受けて成長していく物語です。

 

今回のポイントは、『メンタルブロックの外し方』になります。

 

 

ショウ「マモルはコーチングの効果が期待できそうだが、肝心の橋本さんはどうなんだ?橋本さんの育成が、コーチングを外部委託した最大の目的だろう?」

 

マモル「そうですね。橋本さんの人前で笑顔になれない。相手の気持ちを汲み取るようなコミュニケーションがとれないというのは、かなり強いメンタルブロックがかかっているようです」

 

ショウ「メンタルブロックか…… おおよそ幼少期の経験に基づいたものだろうな。小学生の頃に発表する際に緊張して失敗したことや、周囲から緊張し過ぎと指摘されたりということが潜在意識に刻み込まれているのかもしれないな」

 

 

マモル「もしかすると、何らかの事情で両親にも受け止めてもらえなかったのかもしれません。自分は誰にも受け入れてもらえないという思い込みが無意識に強くなっているのかも」

 

ショウ「まあ、原因についてはコーチングを通じて、橋本さん自身が気づくことになるだろう」

 

マモル「何かトラウマのように深い傷になっている気がしますが、改善できるんでしょうか?」

 

ショウ「できるさ。どれくらい強いメンタルブロックがかかっているかによって、解決するまでには時間がかかるかもしれないがな」

 

マモル「潜在意識の上書きには、やはりアファメーションが有効ですか?」

 

ショウ「おそらくアファメーションも活用していくことになるだろうが、それ以前にコーチがうまくリフレ―ミングをしてくれるはずだ」

 

マモル「リフレ―ミングですか?」

 

ショウ「フレームというのは視点ということだな。リフレ―ミングというのは、今までとは別の視点で物事を見たり、捉えたりするってことさ」

 

マモル「うん? どういうメリットがあるんですか?」

 

ショウ「例えば橋本さんは、人前でなかなか笑顔になれず、好印象を持たれにくいわけだが、リフレ―ミングすると、周囲に流されず、自分の信念に従って冷静に物事に向き合うことができるという見方もできる

 

マモル「確かに別の見方をするとそうとも言えますね。営業マンとしては問題だとは思いますが」

 

ショウ「大切なことは、自分はダメだと思い込んでいる状態を変えていくことだ。リフレ―ミングによって、自分の短所が長所になったりする。つまり180度世界は変わって見えてくるわけだ。強かった自己否定感が和らぐのさ」

 

 

 

マモル「自信は取り戻せそうですね」

 

ショウ「それだけではない。今までこうだと思い込んでいたことの中にも、リフレ―ミングによって価値を見出すことができるようになる。人前で笑顔になることの重要性に気づくようにあるかもしれないし、抵抗感も軽減するだろう」

 

マモル「つまり、リフレ―ミングによって、周囲に強制させられるのではなく、自分の意思によって、笑顔でコミュニケーションをとれるようになるということですか」

 

ショウ「それが自己対話の効果であって、本当の自己成長だからな。自己実現とも言うが」

 

マモル「自己成長にはコーチングが有効なんですね」

 

ショウ「そうさ。そして自己成長を促し従業員を育成し、組織力を強化していくのが経営者の大切な役割だ。ドイツの哲学者、フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ氏の言葉にはこういったものがある。

 

脱皮できない蛇は滅びる。

 

意見を、脱皮していくことを

 

妨げられた精神も同じことである。

 

それは精神であることをやめる』とね」

 

マモル「既存の価値観から脱皮し、これからの将来を切り拓いていくことが重要だということですね。それが自己成長ということですか。そういったサポート環境を整えていくには、とても良い機会になりました」

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