名言集コラム63 「アンドリュー・カーネギー氏に学ぶ・悟ったとき、その人は偉大なる成長を遂げる」

※経営者として独立して間もないマモルが、先輩経営者ショウから成功に繋がるアドバイスを受けて成長していく物語です。

 

今回のポイント
他人の力を借りる

 

 

マモル「先輩、お待たせしました。話が終わって、今、ふたりが帰ったところです」

 

ショウ「急なセッティングで申し訳ない。マモルも忙しいから、とりあえず初めての対面にはちょうどいいタイミングかと思ってな。どうだ? ふたりに会った率直な感想は」

 

マモル「そうですね。上田さんはERP(Enterprise Resources Planning)導入やCRM(Customer Relationship Management)系のソリューションの経験をお持ちとのことで、心強いです。かなり経験が豊富ですよね。正直驚きました」

 

ショウ「上田は38歳で、SEの経験もある。ITファームじゃ、相当な戦力になるだろう」

 

 

マモル「どう考えても先輩の会社の主力じゃないですか。僕の会社にレンタル移籍して大丈夫なんですか?」

 

ショウ「大丈夫かと聞かれると返答はしにくいが、実際のところ現状ではマモルの会社にレンタル移籍させてもらった方が助かる」

 

マモル「なんだか意味深かですね・・・・・・ もうひとりの青年は、望月さんですか、彼はかなりガッツを感じました」

 

ショウ「ガッツね。確かにやる気は人並み以上だな」

 

マモル「経験値についてはよくわかりませんでしたが、話をしていてロジカルシンキング(論理的思考力)に長けているなと感じました。限られた時間の中であれだけ合理的な回答ができるというのは、かなり地頭が良い証拠でしょう。コンサルタントとしてとても重要な能力ですね」

 

ショウ「そうだな。俺も望月のポテンシャルにはかなり期待はしているんだ。だが、28歳になっても未だまったく開花していない。その兆しも見えない状態さ。今回のレンタル移籍がそのきっかけになってくれるといいんだが」

 

マモル「先輩は確か、社内で仕事のできない人というレッテルを貼られているふたりだとおっしゃられていましたよね。まだ初対面ですが、とてもそうは思えないんですが」

 

ショウ「もちろん力がなければ初めから雇ったりしない。だが、ふたりとも大きな壁にぶつかっているのは確かだ。力を活かしきれない状態なんだ。だから周囲からも、自分自身でも仕事のできない人というビリーフ(思い込み)が強くなってしまっている。ふたりには心機一転が一番必要だろうと考えているわけさ」

 

 

マモル「先輩のお話を聞いていると、とてつもない重圧を感じてきたんですが・・・・・・ これって、完全に僕が育成担当になっていますよね。研修会のような」

 

ショウ「まあ・・・・・・ ぶっちゃけ、そういう側面もあるな」

 

マモル「それで、ふたりの給料を僕が支払うんですか?」

 

ショウ「あくまでも側面の話さ。新婚旅行に出かけて人手不足になるマモルの会社の穴はしっかり埋められる。マモルの関わり方次第では、むしろ給料以上の働きをするかもしれんぞ

 

マモル「それはそうかもしれませんが・・・・・・ レンタル移籍のふたりの育成に時間と労力を費やしていていいのかな・・・・・・」

 

ショウ「経営者としての優先順位は何かということだな。アメリカの鉄鋼王として有名なアンドリュー・カーネギー氏はこう述べている。

 

人間、優れた仕事をするためには、

 

自分ひとりでやるよりも、

 

他人の助けを借りるほうが、

 

良いものができると悟ったとき、

 

その人は偉大なる成長を遂げるのである

 

とね。良き協力者こそが本当の財産だよ

 

マモル「確かに他人の助けを借りることの重要性は、これまでの先輩のアドバイスや経験から実感はしています。わかりました。それではぜひよろしくお願いします。先輩にとっても、僕の会社にとっても、そして彼らふたりにとってもWin-Winになるよう関わっていきます」

 

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