名言集コラム73 「織田信長氏に学ぶ・仕事は探してやるものだ」

※経営者として独立して間もないマモルが、先輩経営者ショウから成功に繋がるアドバイスを受けて成長していく物語です。

 

今回のポイント
 仕事を創り出す 

 

マモル「先輩が僕の会社に来られるなんて珍しいですね。やっぱり2人のことが気になってですか?」

 

ショウ「ああ。マモルの会社に貢献して、杉山くんと木梨さんが心ゆくまで新婚旅行を楽しめるようにということでのレンタル移籍なのに、結果としてマモルには余計な負担ばかりを強いているし、逆に心配になって新婚旅行の日程も決まらないんじゃ、本末転倒だからな。話はよくマモルから聞かせてもらっているが、実際の働いている様子をこの目で見たくなったのさ」

 

 

マモル「しかし、なにも裏口から入ってこなくても……」

 

ショウ「俺の姿を見たら日頃の働いている様子は見られないだろう」

 

マモル「確かに、社長に見られていたら緊張しますし、背筋も伸びますよね。いや、それだったら僕も一応社長なんですが……」

 

ショウ「とりあえず上田は、プロジェクトのリーダーを承諾して、自分から変わろうとしているわけだから、問題は望月だな。へりくつばかり言って変わろうとしていないんだろう? 今は何をしているんだ? ここからだとあまり忙しいようには見えないが……」

 

マモル「ええ。忙しい、忙しい、が口癖で動きが鈍いので、一切仕事をお願いしないことにしました」

 

ショウ「ということは、望月は何もしていないのか?」

 

マモル「5日前からこの状況なんですよ。おとといあたりまではその状況を喜んでいたようですが、さすがにやることがなくなって、昨日から表情が変わってきましたね」

 

ショウ「大丈夫なのか、他の従業員への負担は大きいだろう」

 

マモル「まだ杉山たちは新婚旅行に行っていませんからね。人手は問題ないです。ただ、この状況ではいつまで経っても2人は新婚旅行に行けませんが」

 

ショウ「じゃあ、この作戦は従業員も知っているのか?」

 

マモル「はい。みんなも、望月さんに依頼しても、ああだこうだと言い訳されて断られるので、もう依頼しないと決めていたようです。ですから、自業自得の状態なんですよね。特に僕から提案した話ではありません」

 

ショウ「結局は前と同じような労働環境になったわけか。これで本人も危機感を抱いて、何かに気づけばいいんだが」

 

マモル「かといって、望月さんには、ハイハイと周囲の仕事をただ安請け合いするだけにはなってほしいくはないんです。あれだけのポテンシャルを秘めているわけですから、しっかりとそのパフォーマンスを発揮できるようになってほしいんです。そのためには積極的に自分から仕事を創造する意識が必要です

 

 

ショウ「確かにそうだな。マモルの話を聞いて、戦国大名として有名な織田信長氏の言葉を思い出したよ」

 

マモル「戦国乱世の日本をひとつにまとめる基礎を作った人物ですね。かなり革新的だったとか」

 

ショウ「その革新さは、兵を率いる部将たちにも要求している。

 

仕事は探してやるものだ。

 

自分が創り出すものだ。

 

与えられた仕事だけをやるのは雑兵だ

 

とね。秀吉はきっとそんな信長のニーズに的確に応えたんだろう」

 

マモル「新しいものを生み出す力は、グローバル化が加速していくこれからの時代を生き抜くためには必要です。そこを要求し、引き出すことも経営者の役目だと思っています。今日は改めて望月さんと話をして、何がしたいのか、どうしていきたいのか、気持ちや考えを聞いてみます。自分の考えを話すことで、新しい気づきも生まれてきますからね」

 

ショウ「本当にマモルには世話になりっぱなしだな」

 

マモル「いえ、先輩に育てていただいた恩返しですよ。先輩に教わったことを、僕なりに彼らに伝えていきます」

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