名言集コラム103 「羽生善治氏に学ぶ・三流は人の話を聞かない」

※経営者として独立して間もないマモルが、先輩経営者ショウから成功に繋がるアドバイスを受けて成長していく物語です。

 

今回のポイント
 他人の話とどう向き合うのか 

 

 

マモル「先輩は今晩もスコッチウィスキーですか?」

 

ショウ「残念、外れだよマモル。オンラインじゃ香りも伝わらないからな。今日はスコッチじゃないんだ。これは白州12年もののシングルモルトだよ。もう製造休止になっているから、希少価値がある。少しずつ味わっているところだ」

 

 

マモル「先輩が国産のものを飲まれるのは珍しいですね」

 

ショウ「この事態になって改めて国産のありがたみに注目しているのさ。海外で部品を扱っている製品は軒並みSTOPして、苦戦が続いているからな。便器や便座の部品が中国から入ってこないので、トイレを設置できないから家が完成しないって話も聞いたよ」

 

マモル「そんな中国では経済活動が本格的に再開されましたね。アメリカも負けてられないと再開の構えですが…… 日本はどうなるのでしょうか? いろいろな情報が錯綜していて何を信じていいのか、皆さん困惑しています」

 

ショウ「そうだな。はたしていつから日本の経済活動が再開できるか、毎日アップデートされていく政治家や専門家の話はしっかりと聞いておかなければならないだろうな。コロナウィルスと上手に付き合いながら、経済もなんとか回していく他ないだろうが…… まあ、昔からピンチはチャンスとよくいうから、いろいろ見極めながら、ここぞというときはチャレンジしていくべきだ」

 

マモル「現代はネット社会になって、世界中の情報を入手できるようになりましたが、情報量があり過ぎて取捨選択できずに逆に動けなくケースもありますね」

 

ショウ「まずはできることから始めるべきだろうな。リモートワークを始めとしたテレワークの仕組みを少しずつ整備していくのもそのひとつだろう。アフターコロナの世界じゃ、テレワーク主体になっているかもしれない。その環境にどう適応していくのかは、実際に取り入れている会社の経営者から話を聞くことが効果的じゃないか。そういった情報を集めることは今できることだろう

 

 

マモル「ただ、実際のところ、そういったアドバイスを受け入れたがらないクライアントもいます。かたくなに今までの方法を継続したがるんです。成功体験があるからこそ、そこまで今までのやり方に固執するのでしょうが、これから先の新しい変化に対応して生き残っていけるのかどうか心配です」

 

ショウ「コンサルタントであるマモルの話とどう向き合ってくれるかだな。史上初の永世七冠を達成した棋士の羽生善治氏の言葉を思い出したよ」

 

マモル「生けるレジェンドですね。同じ埼玉県出身として誇りです。いったいどんな言葉なんですか?」

 

ショウ「同じ出身地なだから聞いたことはあるだろう?

 

三流は人の話を聞かない。

 

二流は人の話を聞く。

 

一流は人の話を聞いて実行する。

 

超一流は人の話を聞いて工夫する

 

というものだ。他人の話を聞いて、それをどう受け止めるのか、拒絶するのか、それとも上手に取り入れるのか、今の事態の中ではその差がはっきり表れてくるんじゃないのか。もちろんこれは我々コンサルタントにも当てはまることだ。クライアントの話をどう受け止めるのか、否定的になるだけではクライアントのニーズには応えられない。たくさんの人の話を聞いて、今まで以上に工夫しなければならない一番手は我々なのかもしれないな。この白州も、そうやって改良に改良を重ねて多くの人に愛される一品になったんだろう。そう考えるとさらに味わい深いものだ」

 

マモル「確かに僕がクライアントの愚痴を言っていても始まりませんね。そうか、まずは僕自身の接し方を工夫していく必要があるのか」

 

 

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