名言集104 「本田宗一郎氏に学ぶ・困れ」

※経営者として独立して間もないマモルが、先輩経営者ショウから成功に繋がるアドバイスを受けて成長していく物語です。

 

今回のポイント
 困ることの大切さ 

 

 

マモル「あれ、先輩、今日は背景がいつもと違いますね。別の部屋からオンライン飲み会に参加ですか?」

 

ショウ「ああ、メインのデスクトップのパソコンを子どもに貸さなくてはならなくなってさ、俺が片隅に追いやられてノートパソコンを使ってのオンライン飲み会だよ」

 

マモル「お子さんが先輩の部屋を使って、何をしているんです?」

 

ショウ「家庭教師のオンライン授業を受けている最中。iPadやノートパソコンの画面だとどうしても小さいから見にくいらしくてな。俺の部屋のデスクトップのディスプレイは27型だから、楽に勉強ができるそうだ」

 

マモル「学校はまだ始まってないんですよね」

 

ショウ「地区や学校によってバラバラだな。うちの学校はオンライン授業を始めているよ。ただ先生方も慣れていないだけにうまく授業が進められないらしい。昨日は通信が途切れちゃって、動画は配信されてきたが結局は自習しているだけだったな。しかも部屋をのぞくとマルチタスクやってるし」

 

マモル「マルチタスクですか?」

 

 

ショウ「授業の動画を見ながら、手元じゃスマホでSNSも同時進行だよ。要領良くやっているつもりなんだろうが、マルチタスクじゃ集中力が散漫になって成果は出しにくい。俺はその場で叱りつけたが、ほとんどの家庭でそういった目に見えない問題が生れているんだろう」

 

マモル「なんだか、一気に世界の仕組みが変わってきましたね。新学期も9月に変更になるかもしれないとか?」

 

ショウ「そうなるとあらゆるイベントが変更になるな。部活の全国大会もそうだし、修学旅行や、受験時期、就職活動や入社のタイミングだって変わってくる。しかもコロナのワクチンがいつ完成するかすらわからん」

 

マモル「いきなりそこまでドカンと全部変わると困ったものですね。お子さんたちもかなり戸惑っているんじゃないですか」

 

ショウ「いや、案外子どもの方が環境に適応するのは速いぞ。学校の授業はさておき、家庭教師のオンライン授業はうまく活用できていて、理解度も以前より高まっているそうだし、勉強の習慣もついてきている。一時期は困ったーって嘆いていたが、今じゃこの方が効率がいいそうだ。移動時間もかからないし、手軽に質問もできる。授業を録画しておいて、理解が追いつかなかった部分だけ見直すこともできるからな」

 

マモル「なるほど。これはやっている子とやっていない子では、すさまじい学力差になりそうですね」

 

ショウ「まあそれは、子どもに限らず、大人や企業にも当てはまることだろうな。困って諦めてしまうケースもあれば、困っても諦めずに模索することで、逆にもっと成果の出せる方法を見つけ出すケースもある。本田技研工業の創業者である本田宗一郎氏の言葉を思い出すよ」

 

マモル「経営難に陥った際に世界中のビックレースに参戦するという思い切った決断をして、世間を驚かし、そこから経営を立て直したという話を聞いたことがあります」

 

 

ショウ「そうだな。転んでもただでは起きない人だったんだろう。本田宗一郎氏は、

 

困れ。困らなければ何もできない

 

と述べている。困ったときこそ人生の一大転機なのかもしれないな。教育も経済もWith コロナをどう実現していくのか難しい問題を抱えているが、そこにチャレンジし、環境に適応できれば大きなチャンスになる。アフターコロナの世界はもっと劇的に変化した社会になっているかもしれないな」

 

マモル「困ってこそ生れるものや作れるものがあるんですね。僕もそういった希望を見つけられる経営者を目指します!」

 

 

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