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名言集コラム28 「ベンジャミン・フランクリン氏に学ぶ・時は金なり」

※これは独立したての経営者であるマモルと先輩経営者のショウの物語です。

 

マモル「先輩、新年明けましておめでとうございます! 2019年もどうぞ宜しくお願いいたします」

 

ショウ「こちらこそ、宜しく頼むよ。今年のマモルの巻き返しには大いに期待しているぞ」

 

マモル「ありがとうございます! 昨年先輩からたくさんのことを教えていただきましたので、ぜひ実践して、成果に結びつけていきたいですね!」

 

ショウ「なんだか新年早々忙しいみたいだけど、何をしているんだい?」

 

マモル「新しい年になりましたし、僕の会社のホームページもリニューアルしようかと思いまして。扱う案件のジャンルも増えていますし、もっと多くの人たちにホームページに訪問してもらって、お客様との接点回数を増やしていきたいなと」

 

 

ショウ「ヘー。いいね。確か、今のマモルの会社のホームページは、独立する際に自分で作ったものだったっけ?」

 

マモル「そうですね。四苦八苦しながら作ったものですが、もう少し情報を整理してお客様のニーズに的確に対応できるものにしていけると、僕の会社のベネフィットをもっと感じてもらえるんじゃないかと思います」

 

ショウ「フランスの細菌学者であるルイ・パスツールの言葉にも、『チャンスは、準備のない者には微笑まない』というのがあるからな。ホームページや自社サイトを充実させる準備は大事な視点だよ」

 

マモル「先輩の会社のホームページの質に少しでも追いつくのが目標ですね! コンテンツも充実していて、面白いですし、勉強になります。僕も閲覧していただいたユーザーに、ためになったなーって感じてもらえるサイトを提供したいですね」

 

ショウ「それは結構なことだけど。また全部自分で作る気か?」

 

マモル「ええ。まあ、僕の会社のホームページなので、やっぱり自分の手で作りあげたいですね」

 

ショウ「ふーん……」

 

マモル「あれ? どうしてそんなリアクションなんですか?」

 

ショウ「マモルはさっき、昨年学んだことを実践していきたいと話していたよな」

 

マモル「そうですね…… え?」

 

ショウ「ピーター・ドラッガー氏の話をした際に、企業にとって重要なのは、経営者の時間だって伝えたはずだぞ」

 

マモル「はい。もちろん記憶しています。タスクの優先順位のお話をされていましたよね」

 

ショウ「そうだ。そこで、こうも話したはずだ。時間を有意義に使うためには、外部への委託も重要だと」

 

マモル「そうですね。ああ、つまりホームページのリニューアルも、アウトソーシングにした方がいいってことですか?」

 

ショウ「確かにアウトソーサーの質はピンキリだし、相応の費用もかかる。ただその分だけ、経営者の時間を確保することができるだろ。しかも完成も早いだろうし、今まで以上にユーザーに伝わるものに改善してくれる。効率性を考えたら、アウトソーシングは有効な手段だぞ

 

マモル「そうか……」

 

ショウ「ベンジャミン・フランクリン氏は、『時は金なり、信用は金なり。お金は子どもを生み、増え続ける』と述べている。誰であっても一日の時間は24時間と平等だ。そこでどう工夫して時間を捻出していくのか、そんな限られた時間の中で、どう信用を得ていくのかが、今年のマモルの課題点じゃないのか?」

 

 

 

 

マモル「ということは、先輩の会社のホームページも外部の専門家の力を借りているんですね」

 

ショウ「もちろんコンセプトなどは、時間をとってしっかり話し合い、相手方に伝えているけどな。時間が惜しいからといって、アウトソーサーに仕事をブン投げては最良のものは完成しない。そこは必要最低限の時間はもったいぶらずに費やすよ」

 

マモル「そうですね。今年は他人や他社に、任せられる仕事を任せるというのが、越えなければいけない僕の壁なのか」

 

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