名言集コラム32 「デール・カーネギー氏に学ぶ・笑顔は百万ドルの価値を生み出す」

※経営者として独立して間もないマモルが、先輩経営者ショウから成功に繋がるアドバイスを受けて成長していく物語です。

 

今回のポイントは、『プレゼンで成果を出すためのポイント』になります。

 

 

ショウ「以前にマモルが話をしていた、中小企業対象の無料セミナーの準備は順調に進んでいるのか?」

 

マモル「ええ。日取りも場所も決まりました。定員30人ほどの小さな会議室です。ここからさらに個人相談に結び付けて、3件は依頼してもらえるところまで繋げたいですね」

 

ショウ「まあ、それぐらいの規模がちょうどいいだろう。ただ、30人は入れる会議室でも、定員は20人で打ち切ったほうがいいぞ」

 

マモル「どうしてですか?」

 

ショウ「おそらくスクール形式の机の配置になるだろうが、3人掛けの机に3人が座るとギュウギュウになってしまう。少し余裕を持って話を聞けるような態勢にした方がいいだろう。間はひとつ空けて座ってもらうべきだ」

 

マモル「そうですね。わかりました20人限定で開催していきます」

 

 

ショウ「集客の方はどうなんだ? さすがに5人くらいだと、少なすぎて不審に思われる可能性もあるぞ」

 

マモル「ホームページも完成して、閲覧数も予想以上です。問い合わせのメールも届いています。先輩からアドバイスいただいた通りに、銀行から紹介してもらった企業にFAXを送信してみました。今のところ2件の申し込みをいただいています。これまでお付き合いさせていただいている企業にも数社参加してもらえることになっているので、少なくとも10件は越えるとかと」

 

ショウ「そうか、初回としてはまずまずじゃないのか」

 

マモル「後は、本番に会社の価値をどこまで伝えられるかなんです。そこが一番の問題なんですけど……」

 

ショウ「当日のプレゼンにはマモルだけではなく、橋本さんにも参加してもらう方向で進めているんだろ?」

 

マモル「ええ……」

 

ショウ「どうした? 何か不安な点でもあるのか?」

 

マモル「橋本さんは経験豊富ですし、知識は素晴らしいものがあるのですが、何せその知識の表現方法に問題があるんですよね」

 

ショウ「アウトプットの問題か。取りあえずメラビアンの法則は意識した方がいいな

 

マモル「メラビアンの法則ですか?」

 

ショウ「新しいメッセージに対して、人はどんな要素に左右されて信用するのかってことだな。何を話すかといった内容は7%だという。残りは視覚情報が55%、聴覚情報が38%を占めている。何を話すかよりも、どう話すかの方が大切だということだろう」

 

マモル「視覚情報か……」

 

ショウ「非言語的コミュニケーションで最も重要なのは、笑顔だよ。自信を持って笑顔で話をすれば、個人相談に繋げられる可能性は高まる」

 

 

マモル「橋本さんが最も苦手としている部分です」

 

ショウ「アメリカの教育者であるデール・カーネギー氏の言葉にも、

 

笑顔は1ドルの元手もいらないが、

 

百万ドルの価値を生み出す』というものがある」

 

マモル「その訓練が必要な気がしてきました」

 

ショウ「アイコンタクトも重要だぞ。会話中にアイコンタクトを入れることによって、聞き手は自然とドーパミンが分泌されるようになるんだ。楽しいという気持ちにもなるだろうし、長期の記憶にも反映される

 

マモル「アイコンタクトとか、橋本さんには難しそうですね」

 

ショウ「常に相手の目を見ながら話しをしようとするからそう思うんだろう。イギリスの心理学の実験によると、1秒間でも充分に効果があるそうだ」

 

マモル「たった1秒ですか?」

 

ショウ「だから最も伝えたい内容を話す時には、必ず1秒は相手の目を見ながら話すことが大切だろう。プレゼンは伝えることがポイントではないからな。相手に伝わってこそのプレゼンだ。そのためには工夫できる点はできるだけ工夫し、有効な話し方をすべきだろう」

 

マモル「早速、橋本さんと相談して、練習していきます」

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